こちらは「木目金」の目貫でございます

 

輪が二つ重なったようなデザインの目貫。

木目の模様の自然であり、唯一無二なその模様が、

輪の永遠な形の中に流れている。

その意味を想像するだけでも、

人生観のようなものが想像させられます。

奥深いカタチと木目模様のコラボレーションといえる

作品でしょう。

 

 

江戸時代後期 金、赤銅、銅
上 H21.5 to 23.7×W34.4×T3.0mm 13.1g
下 H21.7 to 24.2×W35.1×T3.0mm 13.2g

Menuki with design of woodgrain pattern
Unsigned
Late Edo period
Gold, Shakudo, Copper