こちらはグリ彫りの鐔でございます。
無銘ではありますが、
おそらくは高橋正次の作品と思われます。
正次のグリ彫りの彫りは深く繊細であり、
一目見ても華麗さが伝わってくる作品です。
構図が同じような作品が興次のものにもありますが、
彫りの違いで随分と雰囲気が異なるのがわかります。
江戸時代中後期 赤銅、銅
H78.7×W65.6×T4.5mm 103.1g
Tsuba with designed of guri scrolls
Unsigned
Mid-to-late Edo period
Shakudo, Copper