こちらは木目金の鐔でございます。
木目の流れの中に、玉状の模様が入っているのが
特徴です。色合いも様々なものが見え、
山の中で出会うような景色があります。
斜めに流れる木目の模様は、ある程度の
大きさでないと出てこない為、三枚の地金を繋ぎ合わせ
てあります。豊かな動き、うねりが垣間見え、
力強さと雅やかな部分が同居した美しい作品です。
江戸時代中後期 赤銅、銅、金、銀
H83.5×W74.8×T5.3mm 189.2g
Tsuba with designed of woodgrain pattern
Backside and rim is gileded
Unsigned
Mid-to-late Edo period
Shakudo, Copper, Gold, Silver