こちらは、「木目金」の鐔でございます。

 

さざなみのような、細い波がたくさん入った木目の

模様が見てとれます。左右の大きなうねりは、

川の両岸のようでもあり、また大きな波紋の

源のようでもあります。

自然の躍動感を、とても純粋に伝えてくれる

デザインといえるでしょう。

 

江戸時代後期 赤銅、素銅
H57.8×W48.2×T4.5mm 81.2g

Tsuba with designed of woodgrain pattern
Late Edo period
Shakudo, Copper